特定健康診査の概要
更新日: 2024年12月03日
公立学校共済組合では、40歳以上74歳以下の加入者の方を対象に、年1回の「特定健康診査(特定健診)」を実施しています。
自費であれば8,000円ぐらいかかる健診を
無料で受けることができます!
年に一度、特定健診でご自身の健康状態をチェックしましょう!

特定健康診査の目的
特定健康診査は、生活習慣病の予防や早期発見を目的とした健診です。
生活習慣病の要因の一つであるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した内容となっています。
肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は、自覚症状のないまま進行することから「サイレントキラー」と呼ばれています。
生活習慣病が悪化すると、心筋梗塞、脳出血や腎不全など命を脅かす病気を引き起こし、医療費や通院時間が生涯にわたって暮らしを圧迫します。そうなると、ご本人はもとよりご家族にも大きな負担がかかってしまいます。
生活習慣病は、定期的な健康状態のチェックと生活習慣の見直しで予防することができます!
毎年、特定健康診査を受診して、ご自身の健康状態をチェックしましょう!
特定健康診査の対象者
次の要件に該当する方が対象となり、年に1回受診することができます。
組合員(任意継続組合員、短期組合員を含む)とその被扶養者で、実施年度において40歳以上74歳以下である方
注記1:年度内に75歳に到達する方は、75歳の誕生日の前日まで受診することができます。
注記2:海外居住者、妊産婦、6か月以上の長期入院者等、一定の条件に該当した方は対象外となります。
特定健康診査の内容
検査項目 | 検査でわかること | |
---|---|---|
計測 | 身長・体重 肥満度(BMI) 腹囲 |
肥満の度合い |
血圧測定 | 血圧 | 高血圧の有無 動脈硬化のリスク |
診察 |
身体診察 |
既往歴 生活習慣 自覚症状 他覚症状 |
尿検査 | 尿蛋白 尿糖 |
腎臓のはらたき 糖尿病のリスク |
血液検査 | 中性脂肪 HDLコレステロール LDLコレステロール |
脂質異常症の有無 動脈硬化のリスク |
AST(GOT) ALT(GTP) γ-GTP |
肝臓のはたらき | |
空腹時血糖 | 糖尿病のリスク |
なお、一定の基準の下、医師が必要と認めた場合は次の検査を実施することがあります。
- 心電図検査
- 眼底検査
- 貧血検査(赤血球数、血色素量(ヘモグロビン値)、ヘマトクリット値)
- 血清クレアチニン検査及びeGFR
受診方法(組合員の方)
職場で定期健康診断を受ける方、公立学校共済組合の人間ドックを受ける方
現職組合員の方(短期組合員の方を含む)は、事業主の実施する定期健康診断(人間ドック等も含む)を受診していただくことで、特定健康診査を受けたものとみなされます。
法令に基づき、事業主又は健康診断等実施機関から特定健康診査に係る健診結果が共済組合(保険者)に提出されますので、改めて特定健康診査を受ける必要はありません。
職場で定期健康診断等を受けられない方
共済組合から「特定健康診査受診券」をお送りします。
受診券が届きましたら、同封の受診機関一覧を参考に受診機関を決定し、予約をして特定健康診査を受診してください。
なお、受診の際は、次のものを受診機関の窓口に提示してください。
- 特定健康診査受診券
- 保険資格を確認できるもの(注記1)
- その他受診機関から指示があったもの
注記1:保険資格を確認できるものには、次のものがあります。
- マイナ保険証(健康保険証利用登録がされているマイナンバーカード)
- 資格確認書(注記2)
- 組合員証(令和7年12月1日まで)(注記3)
注記2:資格確認書は、令和6年12月2日以後に、原則としてマイナ保険証の利用登録をしていない方を対象に発行されるものです。(ただし、現行の組合員証等が発行されている方は、令和7年10月頃に発行予定です。)
注記3:お手持ちの組合員証は、令和7年12月1日の経過措置期間終了をもって使用できなくなります。詳しくは、「健康保険証の廃止とマイナ保険証について」のページをご覧ください。
(1)教育委員会(学校設置者)への事前調査において受診券の交付依頼があった方
教育委員会(学校設置者)への事前調査により受診券の交付希望があった市町村等の組合員の方(注記)に対しては、6月中旬に「特定健康診査受診券」及び受診機関一覧を送付します。
注記:公立学校共済組合の人間ドックの受診決定者を除きます。
(2)上記以外の方
ご希望に応じて「特定健康診査受診券」を発行します。
受診券の交付を希望する方は、お手数ですが当支部までご連絡ください。
受診方法(被扶養者の方及び任意継続組合員の方)
共済組合から「特定健康診査受診券」をお送りします。
受診券が届きましたら、同封の受診機関一覧を参考に受診機関を決定し、予約をして特定健康診査を受診してください。
なお、受診の際は、次のものを受診機関の窓口に提示してください。
- 特定健康診査受診券
- 保険資格を確認できるもの(注記1)
- その他受診機関から指示があったもの
注記1:保険資格を確認できるものには、次のものがあります。
- マイナ保険証(健康保険証利用登録がされているマイナンバーカード)
- 資格確認書(注記2)
- 被扶養者証・任意継続組合員証(令和7年12月1日まで)(注記3)
注記2:資格確認書は、令和6年12月2日以後に、原則としてマイナ保険証の利用登録をしていない方を対象に発行されるものです。(ただし、現行の組合員証等が発行されている方は、令和7年10月頃に発行予定です。)
注記3:お手持ちの被扶養者証及び任意継続組合員証は、令和7年12月1日の経過措置期間終了をもって使用できなくなります。詳しくは、「健康保険証の廃止とマイナ保険証について」のページをご覧ください。
4月1日現在、被扶養者又は任意継続組合員である方
毎年6月中旬に「特定健康診査受診券」及び受診機関一覧をお送りします。(注記)
注記:公立学校共済組合の人間ドック(配偶者人間ドックを含む)の受診決定者を除きます。
年度途中で被扶養者に認定された方又は任意継続組合員となった方
ご希望に応じて「特定健康診査受診券」を発行します。
受診券の交付を希望する方は、お手数ですが、当支部までご連絡ください。
共済組合から特定健康診査受診券及び受診機関一覧をお送りします。
受診券が届きましたら、受診機関に予約をして特定健康診査を受診してください。
公立学校共済組合の人間ドック(配偶者人間ドック含む)を受ける方
人間ドックを受診していただくことで、特定健康診査を受けたものとみなされます。
法令に基づき、人間ドック実施機関から特定健康診査に係る健診結果が共済組合(保険者)に提出されますので、改めて特定健康診査を受ける必要はありません。
勤務先の定期健康診断を受診した場合や、人間ドックを自費で受診した場合
パートやアルバイトの勤務先で定期健康診断を受診した場合や、人間ドックを自費で受診した場合は、当該健康診断等を受診することで特定健康診査を受けたものとみなされます。
その場合は、お手数ですが、次のものを当支部までお送りくださいますようお願いいたします。
- 特定健康診査受診券
- 健診結果の写し
- 質問票の写し
受診できる医療機関
公立学校共済組合と契約している全国の受診機関で受診することができます。
ただし、受診機関によっては、受診者の居住地や実施時期の制限を設けていることがあります。
希望する受診機関へ受診の可否を確認の上、予約をして受診してください。
受診機関は次のページをご覧ください。
特定健康診査の費用
特定健康診査の受診費用は無料です。
ただし、特定健康診査の項目外の検査を併せて受けた場合、当該検査の費用は全額自己負担となりますのでご注意ください。
結果通知
特定健康診査の結果は、受診機関から受診者の方へお知らせします。
また、特定健康診査の結果、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に該当する又は予備群と判定された方に対しては、共済組合から秋以降に「特定保健指導」のご案内をお送りします。
現職組合員の方
定期健康診断・人間ドック等を受けた受診機関から健診結果をお知らせします。
特定健康診査を受診した方は、受診機関から健診結果をお知らせします。
任意継続組合員及びその被扶養者の方、組合員の被扶養者の方
人間ドック等を受診した方は、受診機関から特定健康診査の項目を含む健診結果をお知らせします。
特定健康診査を受診した方は、受診機関から健診結果をお知らせします。