更新日: 2026年02月26日

直営病院コラム九州中央病院

教職員のための「心を整える食事術」 朝・昼・間食で心のリズムを軽やかに

九州中央病院

栄養管理科 栄養管理科総括(管理栄養士)

小宮 直子

メンタルヘルス科 主任臨床心理士

髙田 美穂子

教職員の皆さんは、日々多忙な業務の中で、自分のケアを後回しにしがちな方も多いのではないでしょうか。この記事では、食事を通じて心のリズムを整えるヒントを、栄養士と心理士の視点からお届けします。

食事は“心の土台”になる

画像:栄養士

教職員の皆さまは、授業準備や保護者対応など、ほんとに多忙ですよね。「昼食を取り損ねた」「気づいたら夕方まで何も口にしていなかった」という声もよく耳にします。糖質やタンパク質、ビタミン・ミネラルなどが不足すると、脳のエネルギーが追いつかず、集中力の低下やイライラ、不安感の原因になります。

画像:心理士

頭をフル回転させる仕事が多く、脳のエネルギー消費も大きいですよね。だからこそ、タイミングの良い栄養補給で、忙しい一日を支える“心の土台”を整えたいですね。

朝食は体と心のウォームアップ

画像:心理士

朝食を抜くと、午前中の授業や会議で集中力が続かないという声をよく聞きます。

画像:朝食
画像:栄養士

朝食は一日のスタートを整える上で欠かせない役割があり、「主食+主菜+副菜」が理想です。今まで食べられていなかった方は、牛乳(豆乳)やヨーグルトから始めてみてはいかがでしょうか。もう少し食べられそうなら、おにぎり(前日準備、市販でもOK)やグラノーラを取り入れてみる。時間に余裕があれば「ごはん・納豆・具沢山みそ汁」や「ピザトースト・野菜スープ」などはいかがでしょうか。みそ汁・スープは、冷凍保存した複数の野菜を朝煮込むだけ。タンパク質として鶏肉や豆類を加えるのもお勧めです。

画像:心理士

人の体には24時間より少し長いリズム(体内時計)があります。起床後に太陽の光を網膜がキャッチすることと“朝食を摂る”ことで、体内時計がリセットされ、規則正しい生活・良質な夜の睡眠につながります。体と心の調子を整える上でも、朝食は一日を活動的に過ごすための大事なウォームアップになりますね。

昼食で午後の集中力をチャージ

画像:栄養士

昼食は午後の集中力を支える大切なエネルギー源。給食でもお弁当でも、副菜から食べる「ベジファースト」がお勧めです。血糖値が安定し、午後のイライラや疲労感軽減につながります。

画像:昼食
画像:心理士

食事の時間は、周りの人との交流の場でもあります。「今日の給食(お弁当)、おいしそうだね」…そんななにげない会話が、心の緊張をほどき、気持ちにゆとりをもたらしてくれます。食事は体だけでなく、心の栄養にもなるんですね。

間食は“脳のリフレッシュタイム”

画像:心理士

午後になると、集中力の低下や脳の疲労感を感じる方も多いですよね。そんなときに、軽い間食や水分補給で気分転換するのはいかがでしょうか。

画像:間食
画像:栄養士

間食するなら、ビタミンやミネラル、食物繊維、タンパク質が摂れる物、例えばナッツ類やドライフルーツ、ヨーグルト、チーズなどがお勧めです。よくかむことで脳が刺激され、満腹感とともにリフレッシュ効果も得られます。「つい食べ過ぎた」を防ぐために個包装の物を選びましょう。
水分不足は喉の渇きだけでなく、集中力の低下や疲労感にもつながります。血流を良好に保ち、リラックス効果も期待できるため、業務への集中力維持にも役立ちますので、水分補給も忘れずに。

画像:心理士

疲れを感じたときに、「ちょっとひと息つこう」と思えるゆとりが、心の回復につながります。間食や水分補給は、気持ちを切り替える“スイッチ”にもなります。

画像:栄養士

三度の食事は、心と体を整える大切なリズム。無理なく続けられる形で、取り入れてみてください。

ウェルネス・レター

頑張る自分に、チョコひとかけらのご褒美を

疲れた午後には、カカオが豊富なダークチョコレートをひとかけら。
カカオに含まれる「ポリフェノール」や「テオブロミン」には、気分を穏やかにする働きがあります。
少量でも、ホッとひと息つけますよ。
ただし、食べすぎはかえって疲れのもとに。
1から2粒くらいを目安に、自分へのご褒美として楽しんでみませんか。

画像:チョコレートを食べる女性

公立学校共済組合九州中央病院

画像:九州中央病院

基本情報

住所 〒815-8588 福岡県福岡市南区塩原3丁目23番1号
電話番号 092-541-4936
ホームページ https://www.kyuchu.jp

病院概要

理念 病んでいる人の人権を尊重し、健やかで心豊かな社会をつくるための医療を提供します
許可病床数 330床 (一般292床、ICU8床、HCU16床、緩和14床)
診療科目 内科、糖尿病・内分泌内科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、肝臓内科、膵臓内科、脳神経内科、腎臓内科、心療内科、精神科、リウマチ科、外科、消化器外科、乳腺外科、呼吸器外科、血管外科、肝臓・胆のう・膵臓外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、病理診断科、麻酔科、歯科口腔外科
沿革 九州中央病院は、九州各県公立学校教職員の結核性疾患治療対策のため、昭和32年5月に結核306床、一般24床、計330床で開設されました。その後の疾病構造の変化、多様化に対応すべく病院施設・設備の整備と診療科の増設を行い、昭和41年4月に医療法に基づく総合病院となりました。昭和47年には結核病床を廃止し、組合員に対する人間ドック、成人病教室等の健康管理事業充実のため健康管理センターを設置しました。現在では、地域の中核病院として急性期医療を担っています。

(令和8年2月現在)

アクセス
電車でお越しの方
西鉄福岡(天神)駅から西鉄天神大牟田線で西鉄大橋駅まで約7分。西鉄大橋駅から九州中央病院まで徒歩約5分。 JR博多駅から福岡市営地下鉄空港線で福岡市営地下鉄天神駅まで約6分。福岡市営地下鉄天神駅から西鉄福岡(天神)駅まで徒歩約7分。西鉄福岡(天神)駅から西鉄天神大牟田線で西鉄大橋駅まで約7分。西鉄大橋駅から九州中央病院まで徒歩約5分。
バスでお越しの方
博多駅前Aのりば(47、48番、48-1番、48-2番)から西鉄大橋駅までバスで約25分。西鉄大橋駅から九州中央病院まで徒歩約5分。 博多駅前Aのりば(47-1番、60番)から中央病院前までバスで約20分。中央病院前から九州中央病院まで徒歩約1分。 天神大丸前(W番系統)から中央病院前までバスで約25分。中央病院前から九州中央病院まで徒歩約1分。
お車でお越しの方(福岡都市高速利用)
九州道・太宰府ICから福岡都市高速・野多目ランプを経由し、九州中央病院まで約20分。