特定保健指導

更新日: 2018年04月01日

  特定保健指導とは、特定健康診査の健診結果をもとに、生活習慣の改善が必要と判断された方に対して医師、保健師または管理栄養士が保健指導を実施することをいいます。


  • 生活習慣改善の必要性が低い人には「情報提供」がなされます。
  • 生活習慣改善の必要性が中程度の人には「情報提供」と併せて「動機づけ支援」が実施されます。
  • 生活習慣改善の必要性が高い人には「情報提供」と併せて「積極的支援」が実施されます。

動機づけ支援

  メタボリックシンドロームの予備群と判定され、リスクが出始めた人です。
  医師、保健師または管理栄養士が面接による支援(最低1回)を行い、対象者自身が生活習慣の改善点に気づき、自分で改善目標を設定できるように支援します。
  3か月経過後には身体状況や生活習慣に変化が見られたかを確認します。(注記:支部によって確認の時期は異なります。)


積極的支援

  メタボリックシンドロームの該当者と判定され、リスクが高まった人です。
  健診内容を改善するために、3か月以上の期間をかけて、医師、保健師または管理栄養士が面接による支援を行うほか、電話やEメールを使いながら、無理なく継続的に生活習慣を改善できるように支援します。
  動機づけ支援同様、3か月経過後には身体状況や生活習慣に変化が見られたかを確認します。(注記:支部によって確認の時期は異なります。)
  また、2年連続して積極的支援に該当した場合、1年目に比べて2年目の状態が改善していれば、2年目の特定保健指導は、動機付け支援相当の実施でも可能となる場合があります。


情報提供について

  特定健康診査を受診した方(定期健康診断や人間ドックを受診した組合員も含みます)全員を対象に、生活習慣の重要性に対する理解と関心を深め、生活習慣を見直すきっかけとなるよう、当共済組合が発行する『共済フォーラム』や各支部広報誌にて、随時、健康情報を提供していきます。