特定保健指導

更新日: 2023年10月02日

  特定保健指導は、「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、特定健診の結果、このまま放置すると高血圧症、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病を発症するリスクがある対象者に実施します。医師や保健師、管理栄養士といった専門家の指導の下、対象者が健康状態を自覚し、自主的に生活改善の取り組みを継続できるよう、支援を行うものです。

目次

対象者
保健指導の内容
実施方法
実施時期
実施費用
服務上の取扱い

対象者

  特定健康診査の結果により、メタボリックシンドロームに係るリスク要因の数と問診内容から、生活習慣改善の必要レベルの判定(階層化)を行います。判定の結果、リスクの数により「積極的支援」、「動機付け支援」に該当した方を対象とします。

保健指導の内容

動機付け支援積極的支援
対象者 メタボ一歩手前の方 メタボのリスクが高い方
指導内容 初回面談で生活習慣改善の目標を立て、実践した後、3か月経過後に評価を行います。 初回面談で生活習慣改善の目標を立て、3か月間の継続的な支援(電話等)を受けながら実践した後、3か月経過後に評価を行います。

  注記:詳細な指導内容は実施機関により異なります。

実施方法

一般組合員(現職)

  以下の3つより、保健指導の受け方を選ぶことが出来ます。また、いずれの受け方でも費用は無料です。
  対象者は特定保健指導のご案内に記載している、二次元コードから実施方法を選択出来ます。期限を過ぎた場合や未回答の場合は、SOMPOヘルスサポート株式会社により保健指導を実施します。

  • 訪問型特定保健指導

  特定保健指導の対象者の職場に、実施機関であるSOMPOヘルスサポート株式会社から専門スタッフ(保健師・看護師・管理栄養士等)が訪問して、個別面談や継続支援及び評価を行います。支援期間はセルフモニタリングツール等、実施機関の提供するコンテンツを利用可能です。

  • 遠隔面談型保健指導

  特定保健指導の対象者とZoomアプリを利用したビデオチャットを通して、専門スタッフ(保健師・看護師・管理栄養士等)が遠隔面談や継続支援及び評価を行います。実施機関はSOMPOヘルスサポート株式会社またはRIZAP株式会社です。なお、遠隔面談に係る通信費は自己負担です。支援期間はセルフモニタリングツール等、実施機関の提供するコンテンツを利用可能です。

  • 医療機関による保健指導

  公立学校共済組合が契約している下記リンクの医療機関一覧の中から、特定保健指導を実施している病院をご自身でお選びいただき、各自で予約した後「利用券」と健診結果、組合員証を持参して病院で保健指導を受けます。「利用券」は二次元コードから「医療機関による保健指導の実施」をご選択いただいた後、順次支部より発送いたします。なお、年度末までに第1回目の保健指導を受けた場合のみ、無料です。

被扶養者及び任意継続組合員

  「受診券」を使用して特定健診を受診した方、または健診結果をお送りいただいた方の中で、保健指導の対象となった方に対し、「特定保健指導利用券」を順次送付します。なお、年度末までに第1回目の保健指導を受けた場合のみ、無料です。

実施時期

  当年度10月頃から健診結果受領順により順次実施

実施費用

  無料(公立学校共済組合が全額負担します)

服務上の取扱い

  佐賀県職員が面接指導を受ける際は職務に専念する義務が免除されます。
  その他の職員の服務については、所属する機関の服務の取扱いによります。

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