特定健康診査・特定保健指導

更新日: 2024年02月29日

 特定健康診査及び特定保健指導のご案内

  公立学校共済組合では、「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、年度中に40歳から74歳となる組合員及びその被扶養者のみなさまを対象に、内臓脂肪の状態に着目した健康診査(特定健康診査)と、その健診結果に基づいて、該当者には、生活習慣の改善をサポートする保健指導(特定保健指導)を行います。

(注記)75歳の誕生日を迎える方は75歳の誕生日の前日まで受診が可能です。

対象者

  公立学校共済組合員(任意継続組合員を含む)及び被扶養者で、年度中に40~74歳となる方
(注記)原則、実施年度内をとおして組合員である方(被扶養者にあっては、実施年度をとおして認定されている方)

  任意継続組合員以外の組合員の方については、原則として定期健康診断や共済組合実施の人間ドック受診により特定健康診査に代えさせていただきます。ただし、一部の短期組合員(所定労働時間が常勤職員の4分の3未満で、定期健康診断の対象外となる方)については、事業主に定期健康診断の実施の有無を確認後、秋頃に受診券を送付する場合があります。
  

健診方法

共済組合から該当者に特定健診の受診券を送付します。受診券及び組合員証等を持参の上、対象健診機関で受診してください。

受診券の送付

  特定健康診査を受診する際に、「受診券」が必要となります。岐阜支部の受診券は、毎年6月~7月に組合員の被扶養者の方、任意継続組合員及びその被扶養者の方の自宅へ送付します。

(注記)紛失等により特定健康診査受診券の再交付を申請される場合や、年度途中に資格認定された方で特定健康診査の受診を希望する場合は、「特定健康診査受診券交付(再交付)申請書」を当支部までご提出ください。

受診可能な健診機関

受診可能な健診機関については、特定健診等実施機関一覧をご参照ください。


岐阜県外の健診機関については、各支部のホームページよりご確認ください。

公立学校共済組合支部一覧

特定健康診査項目

内臓脂肪の状態に着目した健診で以下の項目を実施します。

区分

内容

基本的な項目
  • 質問票(服薬歴・喫煙習慣、既往歴等)
  • 身体計測(身長、体重、BMI、 腹囲)  
  • 血圧測定
  • 理学的検査
  • 尿検査(尿糖、尿タンパク)
  • 血液検査  
    脂質検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)  
    血糖検査(空腹時血糖またはヘモグロビンAlcまたは随時血糖)
    肝機能検査(AST、ALT、γ-GTP)
詳細な項目 一定の基準の下、医師が必要と認めた場合に実施
  •  心電図
  •  眼底検査
  •  貧血検査(赤血球、血色素量、ヘマトクリット値)
  •  血清クレアチニンおよびeGFR

検査内容に、胸部X線、胃部X線、がん検診等は、含まれません。

特定健康診査の結果通知

  • 組合員の方は、従来通り、定期健康診断・人間ドック等を受けた健診機関等から健診結果を受け取っていただきます。
  • 被扶養者・任意継続組合員・一部の短期組合員の方は、特定健康診査を受診した健診機関から健診結果が送付されます。
  • 健診結果には「メタボリックシンドローム判定」の欄に、判定結果(該当者/予備群/非該当/判定不能)が記載されています。
  • 特定健康診査の結果、特定保健指導が必要だと判断された方に対しては特定保健指導が行われます。

特定保健指導

 特定健診の結果、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、専門スタッフ(保健師、管理栄養士など)が生活習慣を見直すための特定保健指導を行います。

  • 人間ドックを受けられた組合員の方は、人間ドック受診医療機関で引き続き特定保健指導を受けていただけます。また、令和元年からは訪問型の特定保健指導を受けていただくこともできます。
  • 定期健康診断等を受けられた組合員、被扶養者、任意継続組合員の方については、訪問型の特定保健指導をご案内します。

〈訪問型特定保健指導とは〉

職場や自宅等、対象となった方の希望する場所に委託先であるSOMPOヘルスサポート(株)の保健師・管理栄養士等が訪問して、食生活や運動習慣など生活習慣改善のための面談をします!

(注記)特定保健指導対象の方には委託先であるSOMPOヘルスサポート(株)よりお電話で受診の案内をさせていただきます。

訪問型特定保健指導の流れ

訪問型特定保健指導イメージ図.png

ご自身とご家族の将来のためにも、健診結果は大切に保管しましょう

  健診結果には必ず目を通して、ご自身の健康状態を確認しましょう。異常がない場合でも、健診結果を保管して検査数値の推移を把握することで、病気の予防や健康の維持管理に活かすことができます。
  また、将来、障害年金の支給を受ける場合には、その原因となる傷病の初診日を確認する必要があり、その確認資料として健康診断や人間ドックの健診結果を使用することがあります。

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