7 貸付保険事故

概要

借受人が貸付金を返済できない場合(債務不履行)、貸付保険事故として、保険会社が公立学校共済組合に未償還元金等をてん補する一方で、借受人は保険会社に返済することになります。

主な原因

1 組合員資格を喪失(退職、異動、懲戒免職等)した際、退職手当等から未償還金全額を償還できず、自己資金等での返済もできない場合。
2 破産や民事再生により、償還の継続が見込めない場合。

貸付保険事故後の流れ

1 貸付借用証書(債権)を保険会社へ譲渡します。
2 公立学校共済組合へ償還する代わりに、保険会社と返済について協議することになります。
3 貸付保険事故決定以降、新たな貸付はできなくなります。