特定保健指導

更新日: 2014年04月16日

特定健康診査の結果に応じて、3段階の保健指導レベルに階層化を行い、自分の健康状態を自覚し、生活習慣の改善のための自主的な取り組みを継続的に行えるように支援を行います。

保健指導の流れ

腹囲

腹囲が男性85センチメートル以上、女性90センチメートル以上 Aタイプ
腹囲が男性85センチメートル未満、女性90センチメートル未満で、BMIが25以上 Bタイプ
注記:BMI=体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)
Aタイプ、Bタイプどちらにも該当しない Cタイプ

追加リスク

<腹囲で、A又はBタイプの方>
・血糖値 空腹時血糖値が100mg/dl(ミリグラムパーデシリットル)以上
またはHbA1cが5.6%以上
・血中脂質 中性脂肪が150mg/dl(ミリグラムパーデシリットル)以上
またはHDLコレステロールが40mg/dl(ミリグラムパーデシリットル)未満
・血圧 収縮期血圧が130mmHg(ミリメートルエッチジー)以上
または拡張期血圧が85mmHg(ミリメートルエッチジー)以上

質問票 ・喫煙歴有り

下向き矢印

腹囲追加リスク保健指導レベル
Aタイプ 2つ以上該当 積極的支援レベル
1つ該当+【質問票】喫煙歴 有
1つ該当+【質問票】喫煙歴 無 動機付け支援レベル
該当無し 情報提供レベル
Bタイプ 3つ該当 積極的支援レベル
2つ該当+【質問票】喫煙歴 有
2つ該当+【質問票】喫煙歴 無 動機付け支援レベル
1つ該当
該当無し 情報提供レベル
Cタイプ

特定保健指導の実施内容

【情報提供】

特定健康診査を受診した方全員を対象に、生活習慣の重要性に対する理解と関心を深め、生活習慣を見直すきっかけとなるよう、共済組合で発行する広報誌「共済フォーラム」等で、随時健康情報を提供していきます。
また、厚生労働省が一般の方を対象に開設した情報提供ホームページ「e-ヘルスネット」も活用ください。

厚生労働省作成 情報提供ホームページ「e-ヘルスネット」

【動機付け支援】

健康増進への取り組みを促す面接を実施し、生活習慣の改善のために個別の行動計画を設定、自主的な取り組みを継続的に行えるように動機付けを支援します。
目標に沿って自己の生活習慣改善に取り組んでいきます。

【積極的支援レベル】

健康増進への取り組みを促す面接を実施し、対象者が自らの健康状態を自覚し、生活習慣の改善のために個別の行動計画を設定し、自主的な取り組みを継続的に行えるように支援します。
3ヶ月以上複数回にわたって、(面接/メール/電話/FAX/手紙)等で生活習慣改善のための取り組みを、継続的に支援を行いながらサポートします。
目標設定から3~6ヶ月経過後に、身体状況や生活習慣の変化等の実績評価を行います。