特定保健指導
更新日: 2021年11月29日
特定保健指導とは、特定健康診査の結果をもとに、生活習慣(食習慣・運動習慣・喫煙習慣など)の改善が必要と判断された方に対して、専門家(医師、保健師または管理栄養士等)が、対象者に合わせた行動計画等の作成・実践を支援することをいいます。
対象となられた方は、生活習慣を見直すチャンスですので、ぜひご利用ください。
特定保健指導の内容
特定健康診査の結果により、生活習慣改善の必要性に応じて以下の支援を行います。
(生活習慣改善の必要性が中程度の人)
動機づけ支援・・・初回の面接で行動目標を立て実践し、3ヵ月経過した後に評価を行う。
(生活習慣改善の必要性が高い人)
積極的支援 ・・・・初回の面接で行動目標を立て、3ヶ月以上の継続的な支援(面接・通信等)を受けながら実践した後、6ヵ月後に評価を行う。
注記 訪問型保健指導の場合は、3ヶ月経過後に一定の成果が認められた場合には終了となります。
特定保健指導の利用方法
特定保健指導には、2つの利用方法があります。
1 人間ドック受診時に特定保健指導を受ける
中国中央病院、近畿中央病院で実施している、1泊2日ドックを受診された方については、受診時に特定保健指導を受けることができます。
2 特定保健指導利用券を使用して特定保健指導を受ける
人間ドック又は特定健康診査実施後に、「特定保健指導利用券」を送付します。
組合員が対象者となった場合、以下の2つのうち、どちらで保健指導を実施するかを選択してください。
A 訪問型(遠隔型)保健指導
委託先であるSOMPOヘルスサポート株式会社の健康相談員が、パソコン、タブレット、スマートフォンを使って遠隔で保健指導(初回面談のみ)を行いますので、日程については、委託先の健康相談員と調整し、決定してください。
携帯電話等のアプリを活用して支援を受けられる「アプリ支援」が利用できます。
また、遠隔での初回面談を希望しない場合は、対象者の指定する場所(学校等)へ訪問して初回面談を行うこともできます。
B 医療機関で実施する保健指導
「特定保健指導実施機関一覧表」に記載の医療期間で保健指導を行います。
医療機関への予約については、各医療機関へ直接していただくこととなります。
実施方法については、委託先のSOMPOヘルスサポート株式会社の健康相談員に、希望をお知らせください。
なお、被扶養者が対象者となった場合は、上記のBのみの実施となります。
また、「特定保健指導利用券」には有効期限がありますので、できるだけ早く実施機関へ問合せをし、期限内に保健指導を受けてください。
実施機関に提出するもの
- 「特定保健指導利用券」
- 「組合員証」または「被扶養者証」
- 今年度の定期健康診断、人間ドックまたは特定健康診査の健診結果
自己負担等
令和3年度は無料です。
ただし、保健指導の際、改善確認等のために実施した血液検査等の費用については、全額自己負担となりますので、ご注意ください。
注記1 退職や異動により組合員及び被扶養者の資格を喪失した場合
特定保健指導の実施期間中に資格を喪失した場合は、その時点から当共済組合の負担による特定保健指導は継続できませんので、当支部へご連絡ください。
なお、保健指導の継続を希望する場合、残りの支援は自己負担となりますので、金額等をご確認の上、実施機関へ申し出てください。
注記2 服務の取扱い
特定保健指導を利用する場合、事務局職員及び県立学校教職員は「職務に専念する義務の免除」、市町村立学校に勤務する職員は「特別休暇」となりますので、事前に所属長の承認を受けて利用してください。
なお、対象者については、所属所長へ報告することとしていますので、御了承ください。
特定保健指導実施機関一覧 PDF 形式:92 KB
関連リンク
特定健康診査・特定保健指導について調べる(本部ホームページへ)
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