特定健康診査・特定保健指導のご案内

更新日: 2019年07月23日

「特定健康診査及び特定保健指導」とは生活習慣病を予防することを目的とし、メタボリックシンドローム(内臓脂肪型症候群)に着目した健診+保健指導の制度で、公立学校共済組合を含む医療保険者に対して、40歳から75歳の誕生日を迎える全ての方へ「特定健康診査・特定保健指導」の実施が義務付けられました。
概要は、次のとおりです。
対象者
公立学校共済組合員(任意継続組合員を含む)及び被扶養者で実施年度内に40~75歳の誕生日を迎える方
※75歳の誕生日を迎える方は、75歳の誕生日の前日まで受診可能です。

特定健康診査の受診

◎組合員の方


  所属の定期健康診断および共済組合実施の人間ドック受診により特定健康診査に代えさせていただきます。


◎任意継続組合員及び被扶養者の方


  共済組合から該当者に特定健診の受診券を送付します。受診券及び任意継続組合員証(被扶養者の方は、組合員被扶養者証又は任意継続組合員被扶養者証)を持参の上、実施医療機関で受診をお願いします。


◎受診券の送付

  今年度は7月上旬に発送
  組合員の被扶養者の方へは所属を通して、任意継続組合員及びその被扶養者の方へは、自宅へ送付。

特定健康診査項目

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健診で以下の項目を実施します。

基本的な項目 ○ 質問票(服薬歴・喫煙歴等)  
○ 身体計測(身長,体重,BMI, 腹囲)  
○ 血圧測定
○ 理学的検査  
○ 検尿(尿糖,尿タンパク)
○ 血液検査
・ 脂質検査(中性脂肪,HDLコレステロール,LDLコレステロール)
・ 血糖検査(空腹時血糖またはHbA1c)
・ 肝機能検査(GOT,GPT,γ-GTP)

詳細な検診の項目( 医師が必要と認めた場合に実施 )
○ 心電図
○ 眼底検査
○ 貧血検査(赤血球,血色素量,ヘマトクリット値)


健診費用の自己負担

原則、無料で受けることができます。
(自己負担額は、それぞれ保険者で定めることとなっています。)


その他
・特定健康診査受診券を紛失したとき
 再交付できますので、公立学校共済組合徳島支部 健康支援担当までご連絡ください。 
 健康支援担当    TEL  088-621-3179


特定保健指導実施基準


特定健康診査の結果、下記の基準に該当する方が特定保健指導の対象となります。

腹囲BMI 追加リスクの有無 喫煙歴の有無 保健指導レベル 保健指導レベル
1.血糖 2.脂質 3.血圧 (40~64歳) (65~74歳)
腹囲85cm 有(2つ以上) 積極的支援 動機付け支援
(女性90cm)
以上
有(1つ) 積極的支援 動機付け支援
積極的支援 動機付け支援
動機付け支援 動機付け支援
腹囲85cm
(女性90cm)未満で
かつBMI25以上
有(3つ) 積極的支援 動機付け支援
積極的支援 動機付け支援
有(2つ) 積極的支援 動機付け支援
動機付け支援 動機付け支援
有(1つ) 動機付け支援 動機付け支援
動機付け支援 動機付け支援

追加リスクの基準


  1.血糖  空腹時血糖  100mg/dl  以上  または  HbAl1c  5.6%  以上
  2.脂質  中性脂肪    150mg/dl  以上  または  HDLコレステロール  40mg/dl  未満
  3.血圧  収縮期      130mmHg  以上  または  拡張期  85mmHg  以上

特定保健指導の内容

支援レベル 支  援  の  内  容
動機付け支援 ・保健師等による個別面接(20分)またはグループ面接(80分)を行い生活習慣改善のための目標を設定します。
・行動目標及び行動計画を作成し6ヶ月後に電話等を利用して効果について評価します。
積極的支援 ・動機付け支援同様に初回の面接を行います。
・その後、面接をもとにした生活習慣の改善や行動計画について電話等を利用して3ヶ月以上の継続的な支援を行います。
・6ヶ月後に電話等を利用し支援の効果について評価します。

特定保健指導の内容

  原則、無料で受けることができます。
  (自己負担額は、それぞれ保険者で定めることとなっています。)

その他

・令和元年度より個別訪問型の保健指導をはじめました。


・退職や異動により組合員及び被扶養者の資格を喪失した場合

    特定保健指導の実施期間中に、組合員及び被扶養者の資格を喪失した場合は、当共済組合の負担による特定保健指導は中止します。
    特定保健指導の継続を希望する場合、残りの支援は自己負担となりますので、金額等をご確認の上、実施機関へ申し出てください。