特定健康診査・特定保健指導のお知らせ

更新日: 2010年06月01日

  平成20年4月から「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防と改善を目的とした「特定健康診査・特定保健指導」を実施しています。

メタボリックシンドロームとは

  内臓脂肪の蓄積に加え、高血糖、高血圧といった状態が重複すると、糖尿病、脳血管疾患、虚血性心疾患などの生活習慣病の発症リスクが高くなるといわれています。これがメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と言われるものです。
  メタボリックシンドロームは食事や運動などの不適切な生活習慣によることが多いとされ、運動や食生活の改善を行うことは、生活習慣病の予防につながることになります。

対象者

  共済組合の組合員(任意継続組合員を含む)と被扶養者のうち、実施年度内に40歳~75歳の誕生日を迎える方


※75歳の誕生日を迎える方は、75歳の誕生日の前日まで受診可能です。

特定健康診査

一般組合員の場合
  事業主が行う定期健康診断もしくは人間ドックでの検査をもって特定健康診査に代えることになります。


被扶養者・任意継続組合員の場合
  当支部から「特定健康診査受診券」を交付しますので、「組合員被扶養者証」又は「任意継続組合員証」とあわせて、市町村が行う住民健診の会場又は指定の健診機関に提示し、受診します。

特定保健指導について

  特定健康診査の結果に基づき、内臓脂肪蓄積の程度とリスク要因の数に着目したレベル別の階層化を行い、それぞれの状態に応じて指導を実施します。


一般組合員

  • 人間ドックを受診した場合、そのまま特定保健指導(動機付け支援、積極的支援)を実施します。
  • 定期健康診断を受診した場合、健診結果を集約後に階層化・抽出し、「特定保健指導利用券」を交付します。その「利用券」と「組合員証」及び「健診結果通知」を指定の健診機関に提示し、指導を受けます。

被扶養者・任意継続組合員
・健診結果を集約後に階層化・抽出し、「特定保健指導利用券」を交付します。その「利用券」と「組合員被扶養者証」又は「任意継続組合員証」及び「健診結果通知」を指定の健診機関に提示し、指導を受けます。


指導内容
動機付け支援・・・初回面接、実績評価(6ヶ月後)


積極的支援・・・初回面接、3ヶ月以上の継続的支援(面接、電話、メール、FAX、手紙等による)、実績評価(6ヶ月後)

特定健康診査の対象外となる人

  海外居住者、妊産婦、6ヶ月以上の長期入院者、その他厚生労働大臣が定める人は、特定健康診査の対象外となります。

個人情報を遵守します

  当共済組合が保有する組合員と被扶養者のみなさまの個人情報につきましては、個人情報に基づく関係法令を遵守し、厳重に管理します。

特定健康診査項目

区    分内    容
基本的な健診の項目 既往歴の調査(服薬歴、喫煙歴など)
自覚症状及び他覚症状の検査
身体計測 身長
体重
腹囲
BMI
血  圧 収縮期血圧
拡張期血圧
血中脂質検査 中性脂肪
HDL−コレステロール
LDL−コレステロール
肝機能検査 GOT
GPT
γ−GPT
血糖検査                        (いずれかの項目の実施で可) 空腹時血糖
ヘモグロビンA1c
尿検査
蛋白
詳細な健診の項目(医師の判断による追加項目) 貧血検査 赤血球数
血色素量
ヘマトクリット値
心電図検査
眼底検査

関連リンク

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