生活習慣改善の必要レベルの判定方法

更新日: 2021年03月25日

  特定健康診査の健診結果をもとに、メタボリックシンドロームに係るリスク要因の数と問診内容から、生活習慣改善の必要レベルの判定(階層化)を行います。
判定(階層化)の方法は以下のとおりです。

ステップ 1

腹囲とBMIで内臓脂肪蓄積のリスクを判定しましょう。

  • 腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上→(1)
  • 腹囲が男性85cm未満、女性90cm未満だがBMI≧25→(2)

<BMIの測定>
体重(kg)÷身長(m)の2乗

ステップ 2

検査結果、質問票より追加リスクをカウントしましょう☑

血糖 :「空腹時血糖100mg/dl以上」 または 「HbA1cの場合5. 6%以上」

脂質 :「中性脂肪150mg/dl以上」 または 「HDL コレステロール40mg/dl 未満」

血圧 :「収縮期130mmHg以上」 または 「拡張期 85mmHg以上」

質問票 : 喫煙歴あり(1から3のいずれかに該当する場合のみカウント)

ステップ 3

ステップ1、2から保健指導レベルをグループ分けします。

画像:ステップ3


注記1:65歳以上の方は積極的支援レベルに該当したとしても、動機づけ支援となります。
注記2:高血圧症、脂質異常症または糖尿病の治療で薬剤を服用している方は、特定保健指導の対象外となります。